中退日記

大学中退してもなんやかんや頑張るブログです

きっかけ @バナ

ちゃっす、バナです。

 

土日で地元の同級生とガッツリ絡んでエネルギーもらいました。

と同時に、学生の頃の友人と会うと思い出話からのノスタルジックな気分。

 

てことで今回は懐かしいこと書きます。

 

地元で学生だった頃の僕はロックとサッカーとお笑いがそれなりに好きで、読書なんてものは全くしてなかった。

 

地元も超ド田舎で「読書なんてする奴は相当賢い奴だ」ってみんなが一歩引く感じ。

(僕が実家でカバー外した官能小説を読んでいたら母もそう言ったw)

当時活字だけの本を読んでるやつなんて僕の周りにはいなかった。

 

だけど、高校2年生の春。

僕はたまたま模試で偏差値70オーバーの成績をとってしまった。

そして現代文は満点。

 

それがきっかけで同じクラスの優子ちんという女子から現代文の解き方のコツを教えてと言われる。

 

まぐれだからコツもないのだけれど、とりあえず一緒にセンターの過去問を解くことに。

 

その時の小説問題の出典元が吉本ばななTSUGUMI

 

 

優子ちん : 「たっちー(※同級生の女子はバナをこう呼ぶ)は本読むん?」

 

たっちー (バナ)「ん、小説とか?」

 

優子ちん「そうそう。」

 

 

 

 

(カッコつけてぇ、頭良く見られてぇ)

 

 

 

 

そう思った僕は思わずこう言う。

 

「読むで。最近じゃ五木寛之の『レッスン』読んどるで。」

 

 

 

 

父の本棚にあった読んだこともない本のタイトルを言ってしまった。

 

 

 

 

優子ちん「たっちー難しそうな本読んどんなぁ。えらいやん。」

 

褒められた僕はパチこいたと罪悪感ありつつも、いい気分。

 

たっちー (バナ)「優子ちんは何読んでんの?(ちょい上から目線)」

 

優子ちん「うちは藤原紀香の本読んどるで。」

 

(なんやねん!タレント本でよかったらワシもロックバンドの自伝とか読むし)

拍子抜けしつつそう思った。

 

が、

 

優子ちん「あとは桜井亜美の『イノセントワールド』が面白かったで。」

 

たっちー(バナ)「それって小説なん?」

 

優子ちん「うん。」

 

翌日、僕は優子ちんからその本を借りた。

そして、その夜。

 

 

 

(なんやねん、これ!?エロシーン多すぎ!)

 

 

 

そうです、結構性描写の多い小説だったのです。

 

純文学(多分この小説は純文学ではないが)とかって結構濡れ場が多いことを当時の僕は知らなかったのでかなり衝撃受けました。

 

というより同級生の女の子がこんな性描写の多い本を面白いと言って読み、かつその本を平然と僕にオススメしてきたことに超ビックリしました。

 

ごく普通な仏文生が『異邦人』なんてクレイジーな小説を平然とフェイバリットブックに挙げるあの感じに近いかな。

 

ここから僕の読書に対する認識がかなり変わりました。

「賢い奴がするお勉強みたいなもの」から「なんかワクワクさせてくれるもの」へ。

 

まぁ色々な小説読むとなんも心に響かないものや、理解できずにワクワクできなかったものもたくさんありましたが。

(ちなみに『イノセントワールド』はなんかエロいシーン多かったなぁぐらいにしか覚えてないw)

 

その時から僕の趣味の一つに読書が加わりました。

 

ところで、僕は音楽も毎日聴くし、映画もぼちぼち観るし、美術館にもたまに行く。

最近は読書は離れ気味ですが。

 

でもアートのスタイル的なものというか、それそのものを求めているのではない。

それらがひょっとしたら自分の価値観や人生観をぶっ壊してくれることを求めている。

 

だから変な話、音楽も映画も絵画も好きではない。

当然、小説やエッセイなどのいわゆる「本」もだ。

 

そこに付随する人のストーリーの方に興味を引かれがちだったりする。

結構そっちの方がリアリティーがあったりするから。

 

優子ちんとの経験はまさにそれ。

貸してくれたのが女の子で、小説というものを知らなかった僕だったから起こった衝撃だろう。

あの小説自体にはそこまで人に衝撃与えるパワーはないと思う。

 

僕がBookLinksに惹かれたのも新品の本じゃなくて、一回誰かがしっかりと読んだ本を集めるというコンセプトがあったから。

 

本をフィルターにした、たくさんの人のリアルなストーリーで僕を変化させてくれる店ができそうだから。

 

長くなっちゃったけど、うまくBookLinksに着地できたかな笑

 

ほんならまた!