大学時代(1) ~そもそもBookLinksのメガネの方が大学を休学するまで~
こんにちは!
今日は、上記のタイトルで記事を書こうと思います!BookLinksに関係ないかもしれませんが、自分がどういう風に考えながら普段生きているのか知ってもらうことのトピックとしては良いかなと思ったので書かせてください。
「BookLinksには興味あるけど、僕自身(メガネ変顔の方)には興味ない 」もしくは「BookLinksにも僕(メガネ変顔の方)自身にも興味ない」という方はこの記事はそんなに面白いものでもないので、閉じちゃって大丈夫です。少しでも僕に興味ある方 (恋愛感情的な意味ではなくw)はぜひ読んでみてください!
大学時代の自分 ~普通の大学生から休学に至るまで~
浪人してまで入学した国立大学経済学部を、入学して早々アメフトとユニクロで費やしていました。勉強は単位だけのために行い、そのほかの時間は部活で仲間と会って、夜はユニクロで働く。そんな大学一年生を送っていました。勉強がそんなに好きではなく、とりあえず国立に入って部活をし、就職活動に有利そうなユニクロでバイトしておけば、そこそこいい企業に就職できるんじゃないか、とそんな安易な考えからこのスタイルで大学一年を過ごします。
体育会系だったこともあり非常に上下関係が厳しく、そこまでうまくならない自分にもイライラし、大学一年の春休みに部活を辞めることを決意しました。何の努力もせず見切りをつけるのは早すぎて、非常に自分に甘い考えを持っていました。
部活をやめる際、周りから説得されたのを押し切り、半ば裏切るような形で部活を引退したため、心のしこりが取れず、辞めた後もかなり悶々として過ごしていました。辞めたからには、何かやりたい、辞めたことを後悔しないような何かを見つけたい、そんなふうに考えながら過ごしてました。ユニクロづけの大学二年の夏に、ある一つの広告を目にします。
「起業スクールで学び、起業しませんか?」
詳細をみてみると、このスクールでは実際にあなたが会社を起こすと仮定して、
- どうやってサービスを展開していくか
- どういうユーザーに対して、どういうアプローチをかけていくか
- 実際に仮説検証して、需要があるのかリサーチ
など、生徒一人一人が経営者になったつもりで授業を受けます。この当時、意識高い系というわけでもなかったんですが、何かを始めるきっかけとしては十分すぎたので、説明会に参加し、大学と掛け持ちでスクールに通うことに決めました。自分の知らない世界に入り、今まで見たことないような意識高い方と接し、刺激を受けずにはいられませんでした。こんな人がいるんだと、初めて上京するということを肌で感じ取った瞬間でした。
ですがこれも中途半端に一ヶ月で辞めてしまいます。当時そのスクールで仲のよかった一つ上の先輩がきっかけです。自分の知らないことを知れる意味でスクールは毎回有意義でしたが、毎月どんどんスクール代がかさみ、お金が減っていきます。またスクールで通ったことを生かして、起業するということがいまいちピンとこなかったのです。それに目をつけたかある先輩がこう誘ってきました。
「投資で一獲千金しないか?」
先輩から話を聞くに、自分の師匠がいて、その方から投資のノウハウを教わっているとのこと。君も一緒に仲間にならないかと。実際にその師匠に話を聞いてみると、めちゃくちゃ優しくて、かつ投資の知識も持っている。こんなすごい人いるんだなと、先輩の誘いに乗っかってしまいました。
ここでもアメフトの時と同様見切りをつける早さを痛感してます。口先だけで何もできない自分が形成されている感覚をどこかで感じてはいるものの、なかなかその気持ちをセーブできずに進んでしまいます。口先だけにしないため、自分の覚悟を試す意味でもう一つ大きな決断をします。
大学休学
よくしてもらっていた大学の教授がいまして、投資をするために大学休学します!と言うと「頭大丈夫か」と返事がきました。今は少し落ち着きましたが、当時かなり一匹狼な自分は「いや大丈夫です!問題ないです!中途半端にしたくないんです!」と考えを曲げず休学をしました。
休学し、先輩の師匠と呼ばれる方から投資に関わることを教えてもらいました。二週間ほどその師匠から色々教えてもらい、はたまたその師匠から、その師匠からと。。。一体これはどういう組織なんだとちょっと怖くなりましたが、まあそんなものだろうと。。。
最初周りにいる方は、多くの投資知識をお持ちですごく優秀な方だと思ったのですが、ちょっとカネカネ(金金)しているところがあって、だんだん馴染みにくいと思うようになります。当時印象に残っていたのは、ある師匠のおごりで朝までカラオケでオールナイト。酒は飲むはタバコ吸うはで、すごく居心地が悪かったです。僕のことが面白くなかったのか、一気飲みを要求し、されるがままに行い、トイレで嘔吐し、すごく虚しくなりました。自分がやりたかったことはこんなことではなかったんだと。一体俺は何やってんだと。その時は大学の教授に土下座したいと思うほど自分の行為を恥じました。
投資をするためにはお金がいるのですが、それもいまいち貯まらないまま、休学して二、三ヶ月たったある日のこと、上記で述べた起業スクールでFaceBookで友達になっていたITに強そうな知り合いがいたのですが、彼の投稿がふと目に入ります。
「プログラミング面白いよ!」
言葉は聞いたことがあったのですが、自分には難しくそもそもド文系ができるものなのか不安でした。ですが投稿と一緒にシェアされた記事に、プログラミングの重要性や意外と初心者でもできなくないことを知り、例のごとくプログラミング始めてしまいます笑。なんでも抵抗なく始めよう!と前向きになれるのは自分の良さだと思う一方で、それを極めないままにすぐ別のものに移り変えてしまう、これは自分の欠点だと思います。(今では非常に少なくなりましたが、それでも面白いものに目がいっちゃいます笑)
「プログラミング 初心者」
「プログラミング 素人」
「プログラミング 無料」
などと色々検索しているうちに見つかったのがこちら。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
東大の5人の起業家が、立ち上げたサービスで、今でこそ有料にはなってますが、僕が始めた当初はまだリリースして日が浅く、全部無料になってました。やったらわかると思いますが、かなりわかりやすいUI設計になっており、初心者でもハードルを低くして「プログラミング割と自分でもできるかも!」と思えてしまいます。
質問する必要もないほどに、備え付けの資料がわかりやすく、夢中でやっていたのを覚えています。
プログラミングの勉強をしている中でも、投資の交流は続いていたのですが、興味はプログラミングに向いており先輩や師匠との投資の関係を終えたいなと思っていました。
そして自分にとってある大きな人生の転機が訪れます。
当時個人のアカウントでTwitterをやっていたのですが、そのTwitterで僕が「プログラミング楽しい!プログラミング興味ある人と知り合いたいな〜」などと呟いたところ、ある方からDMがきます。
「プログラミング興味あるの?」
自分よりも10 ほど離れた方からそんなメッセージをいただきました。そのメッセージをくれたのはあるVCでした。ベンチャーキャピタリストと呼びます。
VC とは、ベンチャー起業の投資家で、それを仕事としています。小難しい話をすると、会社にはフェーズがあって、そのVCが投資対象としていたのは、「シード」と呼ばれる"会社の準備期間"だったり、「アーリー/スタートアップ」と呼ばれる"会社の事業が起動に乗るまでの期間"でした。割と今では有名になってきているので、その方の名前は控えます m(_ _)m
それに対して自分は、「はい!興味あります!」のような返事をしました。そしてその方から、「なら明日〇〇で会おう」と言われ、弾丸アポイントメントが成立しました。w
翌日アポイントの場所に着くと、すでに一人ミーティングをしている女性の方がいました。四つ葉のクローバーで起業するという訳のわからないことを言っていたのですが、確かこの人でした。
「『やりたい!』という気持ちで動く」 四葉少女 / 生澤愛子|起業家インタビューのReLife(リライフ) – 学生が聞いた起業家の心
自分には場違いな世界に連れられて、居心地悪かったのですが、とりあえずアポイントの時間になると、「プログラミングに興味あって、今こんな感じでやってます!」と話したところ、いまいちピンとこなかったようでした。泣
VC側としては、学生で起業する人を探していたらしく、僕自身が起業の意向があるか見たかったようで。起業スクールに通ったとはいえ、その時はプログラミングに夢中だったので、プログラミングをただひたすらにやりたかったのです。とはいえせっかく来たのを気遣ってか「とりあえずあそこ紹介しとくか」的なノリで、VCの投資先のA社を紹介され、インターンとして出向するかみたいになりました。それも弾丸で電話し、弾丸でアポイントが決まるという。近かったので、その方に案内してもらいました
A社はその当時、渋谷の道玄坂のマンションの一室にオフィスを構え、本当にこんなところに会社あるのか疑うくらい、なところでした。自分自身、会社はビルの中にあるものをイメージしていたので、マンションの一室にある会社を想像できなかったのです。
扉を開けると、パソコンを前に私服で作業を行う、10人ほどの従業員が見えました。それと一緒にBGMが聞こえて来ました。三代目の「R.Y.U.S.E.I.」が耳に入って来ました。その時は採用担当か知らないですが、頭の色をピンクと緑にした、自称iPhoneアプリエンジニアと名乗る方にベランダを案内され、話をしました。(その当時会議室というのがなくて。)ベランダで面談したのもびっくりしましたが、これがベンチャーってやつかと妙に冷静に納得したのを覚えています。
自分が休学をしており、プログラミングにはまっていると伝えると、ピンクと緑色の髪をした自称iOSエンジニアは、「いいね、いいね、いいね」と連呼し、じゃ来週から来ようかと「弾丸インターン」が決まりました。その時iOSエンジニアとしてインターンが決まりました。まったくの初心者でしたが、それでも全く構わないと即OKもらいました。休学していたので、フルコミットできることを伝えたことがだいぶ有利に働いたらしく。
これがIT企業のスピードの早さなのか。。。そんなことを痛感した一日でした。。。
その時は確か大学二年の冬ですね。休学してから4ヶ月ほど経った頃でした。
この続きはまた今度話します。m(_ _)m
ここで何か伝えるとしたら、ありきたりな言葉で恐縮ですが、
もしかしたらあなたの周りには知らない世界があるのかもしれない!
ということでしょうか!
こんなことを経験するまでは高校を卒業したら、大学で生活して、就職する、それだけしかイメージできませんでした。なぜなら生きていく中で、自分の周りがそういう人だけしかおらず、その認識が自分にとっては全てでした。
次回は大学中退を決断するまでをお送りしようかなと思います♪
※最後のブログで、自分がしてきた経験から感じたことなどをまとめたいと思います。